元チェルシーのドクター、エヴァ・カルネイロさんの現在

–今の人生でサッカーはどういった立ち位置にありますか?

今もドクターとしてサッカー選手のケアに当たっていますが、顧客との機密上、選手の名前を今回申し上げられません。正直に言うと、あの出来事が終結してから、1年間サッカーの試合をしっかり見られませんでした。2016年のチャンピオンズリーグ決勝が去年見ることができた唯一の試合でした。今年はレアルマドリードのジダン監督が2年連続のビッグイヤーを獲得して椅子から飛び上がって喜び、それまで持っていたサッカーへの情熱を取り戻すことができました。今までの純粋な自分のようでした。乗り越えて来た厳しい試練の後にそのように感じさせてくれたレアルマドリードに感謝しています。

–それではその”厳しい試練”の話題に移りましょう。どのようにしてあなたと、あなたの家族は乗り越えましたか。

出来るだけのことをしました。幸せでないといけない時にあのようなシステムがあることに本当にショックを受けました。というのも、結婚も決まっていて、ハネムーンに行く予定だったからです。ある日突然、家に帰って、仕事を辞めないといけなくったと言わなければならなかったのですから。その時の主人のサポートは素晴らしいものでした。もちろん、私たち二人に影響はありましたが。ジブラルタルの家族には責任はありませんし、彼らを守らなければと思いました。私自身、あまり目立ちたがらない性格なので、この状況をコントロールすることは難しかったです。ただ、そこで取った私の行動は良かったと思います。家族が今まで見せてきた威厳を周りに見せることができたからです。

–タブロイド紙はかなり煩わしいと思いますが、どいういった振る舞いでしたか。

予想をしていませんでしたが、イングランドの記者は倫理を元に取材をし、真実を突き止めようとしていました。私はダヴィデ対ゴリアテ(弱小な者が強大な敵を打倒するという意味)のようで、ゴリアテ側に就くほうがより心地よく、価値があるのです。私は嵐の中にいましたが、イングランドメディアの出来事に対する扱いにはとても満足しています。イングランドの記者には人々に情報を伝える責任があり、物事に変化をもたらす力を持っています。

–あの出来事の後、死の脅迫を受けたと聞いていますが。。。

本当です。人はいい仕事をしていると思うと毎日いい気分になるものです。それ以上のものはありません。幸運なことに他人を脅迫するような、偽名でSNSを使う卑怯な人々は風と共にどこかへ吹いていっています。これは合法的な手段で彼らを追い続ける問題です。こちらからは私自身を守り、彼らがしていることを止めさせなければなりません。